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都市間交通についてはリニア新幹線のような夢の技術の導入が議論される一方で、都市への人口集中の
問題とともに地方都市の在来線の廃止が大きな問題となっている。経済的に路線が維持可能か、そこに
住まう人びとの基本的な生活を守ることができるか、公的資金を投入すべきかなど縮小する時代で今後
のあり方が問われている。
私たちはある地方都市の廃線区間を対象にして、今ある街の魅力を調査して、自動運転車がそれらの魅
力をつなぐ 10km のホテルを構想しました。既存の魅力を観光資源として捉え直し、自動運転車ならで
はの観光のあり方を考えるとともに、そこに暮らす人びとの日常生活の足として自動運転車を活用する
提案です。